あくまで私の場合の痛みなので、参考になるかどうかはわからないけど…
変形性股関節症と診断されてから術後3年までの痛みの推移を書いてみようかな。
診断から1年後に人工股関節全置換手術というスピード進行で、私が人工股関節にまったく抵抗がなさそうに見えるかもしれないけど自分なりには出来る限り手術は避けようといろいろ試してみたんだけどね。
それに関しては追々書いていきます。
※ちなみに私痛みにかなり強いらしいです。本人は我慢できるものは我慢してるだけなんですけど…
始まりは膝の痛み(初期)
診断から手術までにも書いてある通り、始まりは右膝の痛み。
膝の脇のすじが引っ張られるような痛み。
この痛みが長く続いていた、そんなに痛くて仕方がないというほどでもなかったけど酷くならないうちにという事で整形外科へ見てもらう事に。
膝自体は異常なし。腿の付け根も少し痛みがあったので念のため股関節もレントゲンを撮ってもらい
この時、変形性股関節症は初期の状態と診断。軟骨は少し擦り減っているがそんなに問題ないでしょう。との事だった。
登山は、月1~2回程度小学生でも登れる里山(登り1時間30程度)位しか行っていなかったけど…
膝からお尻、くるぶしまで(初期~進行期)
痛みが治まると里山に登山(ハイキング)に出掛けていた。
今にして思うと月1~2回の里山位では酷使していたと思えない。
でも痛みは膝から付け根、お尻まで広がっていった。
この時は、お尻の付け根が特に痛くて円座クッションはなくてはならないものだった。(今も愛用してるけどね)
そして全て膝脇、くるぶしと筋か何か繋がっているのか一直線で痛みが走る。
初期のころは痛みはたまにしかなかったものが、この頃には常に痛いに変っていた。
この時期から、整形外科へ赤外線治療と痛み止めの注射に通う回数が多くなっていた。
薬も4~5種類。痛み止め、筋肉を緩める薬、ビタミン剤、胃薬、湿布ともらっていた。
薬を飲めば痛みは和らいでいた。この頃から整形外科の赤外線治療と併用して接骨院にも通うようになった。
この時点で、地震や津波がきても走ることはできないくらいの稼働域
股関節からポキポキ音がする。痛み止めが全く効かない。(末期)
ここまでで、診断から半年過ぎたくらいだと思う。どれだけ進行が早いんだ???という感じ。
痛みは、どういうふうに表現したらいいんだろう。骨がごりごり擦り減っているってこういう感じ?重度の筋肉痛?
右足の脇(腰~膝~くるぶし)全てが激痛。お尻の付け根も激痛。
激痛のせいか稼働域も狭くなり、爪切りやかがんだりすることも辛かった。
痛くて車に乗るのもまずはシートに座って痛い右足を両手で引き寄せて車に乗っていた。まるで義足の様。
アクセルを踏んでいるのも辛かった。今では自動運転の車があるけど、それに変えてくれって感じ
とにかく足先も痛くて痛くて…
自力で足をあげる辛さ。階段は地獄のようだったな。杖を使えば良かったんだろうけど
私の仕事は外回り。まさか杖をついてお客様の所へ行くわけには行かない。
そのうち、股関節からポキポキ音が鳴るようになっていった。きっと悲鳴をあげていたんだね。
このポキポキ音て筋肉から出ていると言われている。買い物袋や重い物を持つとよく鳴っていた。
痛み止めは効かなくなっていた。夜は仰向けに寝れない。常に痛い右足が上になるように横向きで寝ていた。
寝ていたとあるけど、痛みで何度も目が覚めるので横になっていたという方が正しいかも。
こんな状態になっても、手術には抵抗があったし手術をしなくても治ると思っていろいろ試して悪あがきしていた。
いつも行っている接骨院は、手術しないと治りませんよと言われた。
整体はレントゲンも見ずに治りますよという、大丈夫です。治りますって…うーん。
初期なら治るかもしれないけど末期の私には無駄なお金と時間を使った。
※整体に関して否定的な訳ではないです。個々に効果は違うと思うのでこの時の私には無駄だったというだけです。
整形外科の先生は、たった半年でここまで酷くなっているとは思わず、というかレントゲンでは関節の隙間があったのでそれほどでもないと思っていたらしい。
あまりの痛みに、どうすればいいか先生に助けを求めた。
自骨にこだわってみたけど、本当は自骨にこだわっていたんじゃなくて手術に掛かる費用と時間が怖かっただけかもしれない。
ここまで掛った費用と今後も手術をしなかった場合に掛かる費用を考えると手術をした方が安く上がるんじゃないかと思った。
この頃、ほぼ毎日の整形外科の赤外線治療と痛み止めの注射、接骨院、たまに整体。この費用を今後も考えるとぞっとする。
実際、術後は定期健診以外通院していないし接骨院も整体も勿論行っていない。
手術の為に入院するというと、そんな気配を微塵も感じなかったと皆とてもびっくりしていた。冗談と思われてたらしい。
本人はとても辛い日々だったのに…
手術~術後1年
生まれて初めての大手術。(私にとっては)痛みでのたうち回るのでは?と考えてたけど
思ったより痛みは全然なかったな。かえって痛みがなくなり今まで痛くて眠れなかった分爆睡できた。
どれだけ痛かったんだ私。頑張った私。自分がこんなに我慢強い人間だったと分かった瞬間。ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
術後すぐから現在まで痛み止めの薬や飲み薬は一切もらっていない。
術前、痛み止めとか沢山の薬を飲んでいたのにね。
術後すぐでも痛み止めの薬も飲まなかったので痛みに強いと思われてたのかな?
術後のこの時は、今までの激痛から解放されたばかりだったから気付かなかったけど
痛みは100%消える訳ではない。と後で思い知らされる。
でも術前と術後では天と地の差ではある。
痛みは術後のせいか、入院で筋肉が落ちたせいか痛い。
痛いと言っても術前のような激痛ではない。なんといったらいいのか
しくしく痛む?ずきずきでもなくジンジンでもない。しくしく鈍い痛み。
この痛み、本当に消えるのか?と理学療法士さんに尋ねてたな。筋肉がついてくればなくなりますよという答えだったような・・・
退院して、仕事復帰もして筋トレに励んでいたおかげか
いつの間にか痛みはなくなっていた。ここまで退院後1年
正確には痛みがなくなっていたというより気にならなくなっていたというべきか?
常に痛むという事はないけど、痛みはある。痛み?違和感?つっぱり?(-ω-;)ウーン
よく、季節の変わり目に古傷が痛むとか気圧のせいでしくしくするとか言われるけど
まさしくその通り!!!季節の変わり目特に痛む。しくしく痛む。ときにズキズキ痛む。
これは3年たった今でも変わらず。
ちなみにこの時期、稼働域は広がったけど相変わらず地震が来ても津波が来ても走れそうにない。
もう一生走れないような気がした時期。
ちなみにこの期間は、術後の右足を知らずにかばって歩いていたせいか左足の付け根が痛み出し左足変形股関節症に怯える日々だった。
術後1年~術後3年
落ちた筋肉を元に戻すにはメダリストのアスリートでさえ1年はかかると言われ
一生懸命筋トレをした1年を過ぎ、ようやく登山もしてみようか?
と復活してみた。
筋肉がないせいか必ず酷い筋肉痛。筋肉痛は落ちた筋肉は関係なく歩き方やエネルギー補給の仕方次第というけれど
絶対これは筋肉がないせいだよ!!!と勝手に思っていた日々。
現に大分筋肉が復活した今はそんなに筋肉痛にはならない。
相変わらず、季節の変わり目、気圧の変化ではしくしく痛むし
そんなに気にならない程度の痛みはたまにある。人によるから、私にとっては気にならない程度の痛みでも他の人ではかなりの痛みかもしれないけど。
3年過ぎた今では、術前よりも大きな山に倍以上の頻度で登っているけれど痛みはない。
でもここまで来るには、長時間かけて登って下山する頃には痛くて痛くてという時期もあった。
ちょっと躓いただけでも激痛で何とか下山した時もあった。
そして、いつの間にか左の股関節痛も消え。今では少しだけなら小走りに走れるようになった。全力ではどうなのかな?全力では走れる自信はない。
術後に思う事。
よく術後も痛みが取れないっていう話を聞くのだけど
確かに痛みは100%なくなる訳じゃないし、多少の痛みも残る。
術後の筋トレも痛くて辛いのかもしれない。
その辛さを乗り越えてきちんと動いて筋肉をつけていかなければ痛みはなくならないような気がする。
同室に入院していた、おばあちゃんは手の手術だったけど退院してから病院で会って
痛くて痛くて手術なんてしなければ良かったと愚痴っていた。
退院して、手を大事に大事に使わないでいたそうな。
それでは、こり固まってしまうよね。
痛くてもきちんと普段通り、いやそれ以上使わないとダメなんじゃないかな。
術後の痛みと炎症での痛みは違うと思う。
炎症の痛みがあるのに無理して筋トレするのは良くない。
ただ術後の痛みは違うと思う。痛いのはその時だけ
せっかく手術しても自分でコントロールできなければ意味がないのかなと思う。
もちろん体重制限もね。ダイエット頑張らなきゃ(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
痛み軽減に
サプリメントにも術前からお世話になっている。
詳細については、サプリメント(足関節関係)を参照願います。
ちょっと高いと思うかもしれないけど変形性股関節症や術後の痛みだけでなく老化によるいろいろな痛みに効果があると思ってます。
私や母、16歳の愛犬まで愛用してて、大袈裟と思われるかもしれないけどこれなしではいられない体に(^-^;
サプリメント、試してみる価値は絶対あると思います。