寒くなると温泉が恋しくなりますよねぇ。
私、温泉が好きでよく入りに行きますが
実は温泉デビューは山を始めた頃からなので30歳後半?!遅っ!!!
最近の私には山登りと温泉はなくてはならなものになりつつあります。
山に登れない時は温泉巡りなどしていますが
温泉に入ると体調も足も調子が良くなり、山登り後に入ると筋肉痛の軽減などいいことづくめ
入っているだけで筋肉がほぐれ、血流が良くなり痛みが軽減されたりするので温泉療法お勧めです。
ここでは泉質と効能など書いてみようと思います。
温泉療法(おんせんりょうほう)とは温泉に入浴、あるいは飲用、吸入することなどによって体調を調え、傷、疾病などを治療する医学的見解に基づいた医療法の一つである。温泉療法医・温泉療法専門医の認定は日本温泉気候物理医学会が行う。温泉療法に適している温泉として療養温泉、湯治向け温泉、保養温泉が挙げられるが、一般的な温泉でも泉質が良いものであれば、一定の効能、効果は得られる。 Wikiediaより引用
岩手 藤七温泉にて↓
泉質と効能
温泉いろいろな泉質があります。
その泉質によっても効能が変わってきますので紹介してみようと思います。
基本的に、天然温泉であれば神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじきなどには効果があるとされています。
ですので股関節痛や膝痛、腰痛などであればどの温泉に入っても効果はあるという事になりますね。
あとはその他の内臓や婦人病に効くのかアトピーなど肌に効くのかなど効果はいろいろです。
単純温泉
温泉水1kg中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg未満で、湧出時の泉温が25℃以上のものです。このうちpH8.5以上のものを「アルカリ性単純温泉」と呼んでいます。 日本温泉協会より引用
- 単純温泉 : pH8.5未満。泉質は概ね中性〜弱アルカリ性を示す。
- アルカリ性単純温泉 : pH8.5以上。泉質がアルカリ性を示すもの。
- 皮膚の汚れたタンパク質や皮脂を緩やかに溶かすため、お湯の中で肌を触るとツルツルと感じます。皮膚の清浄効果が高いため、浴後はサッパリ感やスベスベ感を感じる温泉が多く見受けられます。美容液の様な湯ざわりで美人の湯としてよく言われていますね。
効能:神経痛、筋肉炎、関節炎、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
アルカリ性単純泉 新潟:駒の湯山荘混浴露天風呂↓ぬる湯で長時間浸かっていられるいい温泉です。
モール泉(植物起源の有機物を含んだ黒い温泉)青森:100円温泉
塩化物泉
陽イオンの主成分により、ナトリウムー塩化物泉、カルシウムー塩化物泉、マグネシウム―塩化物泉などに分類されます。日本では比較的多い泉質です。塩分が主成分となってぃるので、飲用すると塩辛く、塩分濃度が濃い場合やマグネシウムが多い場合は苦く感じられます。 日本温泉協会より引用
塩の膜が体をコーティングしてくれるので、浴後に少しペタペタした感じがありますが、よく温まった感じが得られるのが魅力です。
効能:きりきず、やけど、末梢循環障害、冷え性、慢性皮膚病、慢性婦人病、虚弱児童
特殊成分を含む療養泉
特殊成分を一定の値以上に含むもの。温度は不問。
- 二酸化炭素泉 効能:高血圧症、動脈硬化症、きりきず、やけど 炭酸ガスの泡が皮膚に付着するため泡の湯と言われている。炭酸ガスが体内に入ることで血流促進効果が高まり血圧を下げる効果もあります。
- 硫黄泉 効能:慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病(硫黄型)+高血圧症、動脈硬化症、(硫化水素型)スベスベとした湯ざわりと、ゆで卵臭が特徴。
秋田 鶴の湯温泉
中の湯(眼病に効果有)、黒湯(不妊症・神経痛)、白湯とそれぞれ違う泉質と効能がある温泉宿。
岩手 国見温泉
同じ硫黄泉でも、硫化水素型の硫黄泉。こちらはバスクリンを入れたようなグリーンの温泉。
- 酸性泉 効能:慢性皮膚炎 ピリピリと感じることもあります。その反面、殺菌作用が高いため、水虫などに効果があると言われる場合があります。
蔵王 すのこの湯 かわらや
- 含鉄泉 効能:貧血、腎臓病、胃腸、筋・関節痛、慢性皮膚炎、更年期障害、月経障害、子宝の湯と言われている。湧き出したときは無色透明、空気に触れると褐色になる。入浴と飲泉で貧血、慢性消化器病、痔によい。入浴は月経困難症、筋・関節痛、更年期障害、慢性皮膚病によい。褐色に濁った温泉水は効力が落ちている。
福島 好山荘
みんかつで自分の症状(関節痛やリウマチなど)に合った温泉を探したり、アドバイスを頂けるサイトです。
温泉療法についても学ぶ事が出来ます。
股関節が痛い、膝が痛い等温泉に入ってリラックスして筋肉をほぐしてあげましょう。
ただ入っているだけでも効果はありますし、筋肉が張っている時は、さすったりもんだりしてほぐしてあげるのもいいでしょう。
※寒い時期のお風呂や温泉ではヒートショックに気をつけましょう。
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。
急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。
家庭内で高齢者が死亡する原因の4分の1を占めています。十分気をつけましょう。